義肢装具とは
義肢装具とは、失った身体機能による障害を軽減するための補助器具のことです。
義手や義足から、一定期間装用して各部位の補強や矯正を行う治療的な装具まで、その種類や用途は多種多様です。身近なものですと、腰部コルセット、外反母趾装具、膝のサポーター、CBブレース(特殊な工夫が凝らされた膝関節用装具)、靴や足底板(靴の中敷き)などがあります。また骨折後やスポーツによるけがのリハビリ期間に利用するものもあります。これらの装具は、どれも完全なオーダーメイドです。医師の指導のもと、義肢装具士が患者様お一人お一人の体に合わせてお作りします。
装具外来で扱う主な症状・症例
変形性脊椎症、腰椎圧迫骨折:頸椎コルセット(カラー)、軟性・硬性コルセット
変形性膝関節症:軟性・硬性装具(サポーター)、CBブレース、足底板
装具制作の流れについて
- STEP1 受診予約
- お電話にてお問い合わせください。
- STEP2 診察(整形外科医による診察)
- 問診、触診、X線検査などによる診断を行います。
装具の適用を判断し、処方いたします。 - STEP3 義肢装具士による採型・採寸
- STEP4 装具の制作
- STEP5 装具のお渡し・微調整
- 採寸・採型から約1週間後にもう一度ご来院の上、完成した装具を装着していただきます。痛みや装着感などを確認しながら、必要に応じて微調整いたします。
- STEP6 チェック
- 装具装着後、医師によるチェックを受けます。
診断書、および装具領収書を受け取ります。
後日、保険手続きをし、還付金を受領してください。